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ジェイムズ・マクファーソン (詩人) : ミニ英和和英辞書
ジェイムズ・マクファーソン (詩人)[ひと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [し]
 【名詞】 1. poem 2. verse of poetry 
詩人 : [しじん]
 【名詞】 1. poet 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

ジェイムズ・マクファーソン (詩人) : ウィキペディア日本語版
ジェイムズ・マクファーソン (詩人)[ひと]

ジェイムズ・マクファーソン (, 1736年10月27日 - 1796年2月17日)は、スコットランドの作家、詩人、文芸収集家、政治家。ケルト文学を広く世に紹介した先駆けだが、現代では偽書捏造者の誹りも受ける。
==概要==
マクファーソンは、古代の盲目の詩人オシアン(オシァン)が詩作したハイランド地方を物語の舞台とするスコットランド・ゲール語長編叙事詩 (epic) を発見したと称し、その「翻訳」だとする英語の散文作品を、『フィンガル』(1762年)、『テモラ』(1763年)などの題名で、段階的に発表した。
これは当時、ヨーロッパ大陸の文壇で一世を風靡し、若かりき日々のドイツのロマン派作家たちに少なからず影響を及ぼした。一方で、発表まもなく、これら作品は、正真正銘の古歌ではない、マクファーソンがでっちあげたものだという批判がわきあがった。いわゆる「オシァン関係論争 (Ossianic Controversy)」である。
現在では、いわゆる『オシアン詩集』は、言い伝えや古謡などをもとに、あらかたマクファーソンが創作した近代作品とみなされており、そのゲール語詩も、前後して創作された文学とみるのが趨勢である〔例: "The Poems' authenticity was challenged from their initial publication, and the originals Macpherson produced to back his claim were fabricated."〕〔, "it is equally agreed that he never possessed the Gaelic texts that he purported to have translated, especially the epics."〕。ケルト文学における偽書(:en:literary hoax)の例としてヨロ・モルガヌグと並び称される〔例えばでも参照項目にしている〕。
しかし、純正のケルト文学の古典名作がまだ世に紹介されていない時代、とりあえずのゲール語文学として注目を集め、後のケルト文学の考証伝承や写本の採集・研究を触発したと評価する向きもある〔, "Bogus though he may have been, Macpherson drew learned attention to Irish and Scottich Gaelic traditions.."〕。
なお、比較的近年に出た日本語訳()では、ゲール語版を真正の古文学とみなして訳出している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジェイムズ・マクファーソン (詩人)」の詳細全文を読む




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